「次、どこ行く?」が街を元気にする。四日市まちなかバル2025の夜
一軒で終わらない夜には、街を歩きたくなる理由がある。2025年の四日市まちなかバルを振り返りながら、地域イベントとデジタルチケットが生み出す“回遊”の面白さをたどります。
「次、どこ行く?」
一軒目を出たあと、スマートフォンを見ながらそんな相談をする。
焼肉も気になる。少し歩いた先には居酒屋。さっき隣の席にいた人が「あそこもよかったよ」と教えてくれた店もある。
普段の飲み会なら、一軒のお店に入って、そのまま数時間。
でも、この夜は少し違います。
“一軒で終わらないこと”そのものが、楽しみになる。
2025年11月、近鉄四日市駅周辺で開催された「第11回 四日市まちなかバル2025」。11月11日〜13日、18日〜20日の計6日間、四日市のまちなかを舞台に、食べて、飲んで、歩いて、また次のお店へ。2025年は56店舗が参加しました。

行きつけではなく、「知らない店」に入ってみる
まちなかバルの仕組みは、とてもシンプルです。
3枚綴りのチケットを購入し、参加店の中から好きな3店舗を選ぶ。基本的には1店舗につきチケット1枚。お店では、その日のために用意された料理とドリンクを楽しみます。2025年の前売券は3枚3,000円、当日券は3,300円でした。
でも、このイベントのおもしろさは、単に「3店舗でお得に食事ができる」ということだけではありません。
普段なら入らなかったかもしれない一軒に、入る理由ができる。
四日市駅周辺には、居酒屋、中華、焼肉、ダイニング、和食など、さまざまなお店があります。当然、いつも通っている人にはお気に入りがあります。だから普通の日なら、「今日はいつものところでいいか」となりがちです。
ところが、手元にあと2枚チケットが残っていると、「せっかくだから、違うところも行ってみようか」となる。この小さな変化が、まちなかバルらしいところです。
準備の段階から、街を歩いて感じたこと
今回、私たちもイベントの準備段階から四日市のまちなかを回りました。
参加店舗の皆さまに、ロイティXデジタルチケットの使い方や当日の流れをご説明しながら、一軒ずつお店を訪問。
その中では、まだ参加されていなかったお店にも、
「今回、まちなかバルに参加してみませんか?」
とお声がけする機会がありました。
実際に新しく参加していただいた店舗もあり、準備を進めながら、少しずつ参加店舗が広がっていくのを感じられたのも印象的でした。
システムを導入するだけではなく、実際に街を歩き、お店の方と直接話をする。
その時間があったからこそ、まちなかバルが単なる飲食イベントではなく、街全体で一緒につくっていくイベントなのだと、より強く感じました。

一軒目より、「二軒目を決める時間」が楽しい
そして実は、店にいる時間だけがバルではありません。
一軒目を出て、「次どうする?」と地図を見る。歩きながら店を探す。途中で気になる店を見つけて、予定を変える。あるいは、お店で近くに座った人から「さっき行った店、よかったですよ」と聞いて、そこへ行ってみる。
公式サイトでも、隣に座った“バル仲間”との情報交換や、SNSで感想を共有することが楽しみ方の一つとして紹介されています。
目的地を決めてから街へ出るのではなく、街を歩きながら、次の目的地が決まっていく。
そんな少し偶然性のある時間も、まちなかバルの魅力なのだと思います。
当日は、私たちスタッフも参加しました
そしてイベント当日は、私たちスタッフも実際にまちなかバルに参加しました。
開催前までは運営側として店舗を回り、使い方を説明していたイベントですが、当日は今度は参加者として街へ。
スマートフォンを見ながら、
「次はどこに行こう?」
「ここ、ちょっと気になるね。」
と話しながらお店を選び、料理を楽しんで、また次のお店へ向かう。
仕事として関わっていたイベントではありますが、実際に参加してみると、純粋に楽しい。
一軒目を出たあとに、
「せっかくだから、もう一軒行こう。」
となる感覚も、実際に体験してみてよく分かりました。
普段なら入らないお店に入ったり、歩いている途中で別のお店が気になったり。
“街を歩くこと自体がイベントになる”
というのが、まちなかバルのおもしろさなのだと思います。

「3枚では足りないかも」という人も
公式の参加ガイドには、3枚では足りないと思う人には事前のまとめ買いがおすすめ、という案内もあります。つまり、3軒で終わらず、さらにもう一周したくなる人も想定されているということです。
実際、2025年11月にまちなかバルを利用した飲食店レビューの中には、「ハシゴ4軒目」として韓国料理店を訪れた投稿も確認できます。
一軒目ではビール。二軒目では少し違う料理。三軒目になれば、最初に考えていた予定とはまったく違う場所にいるかもしれません。それも、このイベントのおもしろさです。
そして2025年、チケットも変わった
そんな2025年のまちなかバルで、新しく使われたのが、Xshop株式会社のLINEデジタルチケット「ロイティX」でした。
ここで重要なのは、「紙のチケットがスマートフォンになりました」ということだけではありません。
まちなかバルのようなイベントでは、参加者は一晩のうちに何軒もの店を移動します。そのたびにチケットを探して、切り離して、店側が受け取る。参加店が増えれば、主催者側では販売・配布・回収・集計といった作業も増えていきます。
2025年は、LINE上のロイティXからチケットを購入。利用するときはマイチケットを開き、店舗に設置されたQRコードを読み取ります。受付完了画面をお店の人に見せれば利用完了です。
専用アプリを新しくダウンロードする必要はありません。普段使っているLINEから、買う → 持ち歩く → 店で使う、までをつなげられる仕組みです。

実際に使ってみて感じたのは、「チケットを意識しなくていい」こと
私たち自身も当日、実際にロイティXを使いながら店舗を回りました。
そこで改めて感じたのは、
チケットの操作をあまり意識せずに楽しめること
でした。
紙のチケットを財布の中から探したり、なくさないように気をつけたりする必要がない。
次のお店を探しながら、そのままスマートフォンでチケットを確認できる。
参加者としては、システムそのものよりも、「次は何を食べよう。」「どのお店に行こう。」ということに集中できます。
デジタルチケットの良さは、機能が目立つことではなく、イベント体験の邪魔をしないことなのかもしれません。の価値は、こうしたところにもあります。

余った1枚も、街との次の接点になる
そして2025年の四日市まちなかバルには、「あとバル」もありました。本開催で使い切れなかったチケットは、11月21日から28日まで、対象店舗で1枚1,000円分の金券として利用できました。
これも、とても“まちバルらしい”仕組みです。
「昨日行けなかった店に、今度行ってみよう。」イベント当日の賑わいだけで終わらず、後日の来店につながる可能性が生まれます。
一枚のチケットが、イベントへの参加券から、“もう一度街へ出る理由”に変わる。
一店舗のファンから、街のファンへ
ロイティXが目指しているのも、単なる「紙チケットのデジタル化」だけではありません。
Xshopでは、地域イベントを入口に、参加者と店舗との接点をつくり、ひとつの店だけではなく地域全体を回遊してもらうことを、デジタルチケットの重要な役割の一つと考えています。
お気に入りの店が一軒増える。その店へ行くために、もう一度四日市へ来る。その途中で、また別の店を知る。
「この店が好き」が、「この街が好き」に変わっていく。
そんな小さな循環が続けば、地域イベントは一夜限りの催しではなく、街との新しい接点になっていきます。

2025年から、2026年へ
そして四日市まちなかバルは、2026年も開催されます。
2025年に準備の段階から街を回り、店舗の皆さまと話し、そして当日は私たち自身も参加者として楽しんだからこそ、
このイベントの魅力は、単に「お得に飲食できること」だけではないと感じています。
参加者が知らなかったお店と出会う。店舗同士、街全体に新しいつながりが生まれる。そして、その出会いが次の来店につながっていく。
イベントをもっと簡単にするためだけではなく、参加者がもっと街を歩きたくなるように。お店が新しいお客様と出会えるように。そして、イベントが終わったあとにも地域との接点が残るように。
2025年の四日市まちなかバルで使われた一枚一枚のデジタルチケットの向こう側には、そんな街の風景がありました。
「次、どこ行く?」その一言が何度も生まれる街を、テクノロジーでもっとつくっていく。
それが、ロイティXデジタルチケットが目指している地域DXのかたちです。
Xshopデジタルチケット
地域イベントの電子チケット発行・販売・QR受付を、普段使っているLINE上で。専用アプリを新たにインストールすることなく、チケット購入から利用までをスムーズにつなぎます。イベント後の情報発信や地域内の回遊促進にも活用できます。
地域イベント・商店街イベントのデジタル化をご検討の自治体・団体様は、ロイティXデジタルチケットをご覧ください。




